2019年GW、前回記事の金沢からそのまま、岐阜県は高山に移動し、2泊3日で(前泊したので実質3泊4日?)高山・白川郷を巡ってきましたので、その旅行プランをご紹介!
今回の記事は高山市内観光編。
訪れる前は「この旅のメインは白川郷」と思っていましたが、意外にも高山の街中は見どころがたくさんありました。
僕らは金沢から在来線で高山へ向かいました。
途中、富山駅で乗り継ぎの際、駅弁を購入。
夜なのでほとんど駅弁が売っておらず、何とかゲットしたのがこちらの2つ。
駅弁ってだけでなんだかワクワクしてしまうのは僕だけでしょうか。
本当はゆっくり味わいたかったのですが、新幹線じゃないし乗り継ぎ時間が短かったので、駅のホームで妻と二人、急いで食べました。
弁当の中身は本記事最後のおまけ写真集で!
そして無事、高山に到着。
実はこの日は2019年4月30日。
僕らは高山で令和を迎えました。
高山では、毎年春(4月14~15日)と秋(10月9日~10日)に「高山祭」が催され、数多くの「屋台」が市内を練り歩きます。
この高山祭は国の重要無形民俗文化財に、屋台は国の重要有形民俗文化財に指定されていいるとのこと。ちなみに、この両方に指定されているものは全国で5例のみのようです(他の4件は、京都祇園祭、秩父夜祭、日立風流物、高岡御車山祭)。
また、2016年12月1日には、高山祭の屋台行事を含む全国の「山・鉾・屋台行事」33件がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
通常は祭り以外の時期は、屋台は独立した建屋「屋台蔵」に保管してあるのですが、2019年5月1日は「令和」のお祝いとして、特別に「屋台」がお目見えしました。
この日は朝から生憎の雨でしたが、徐々に天候が良くなってきて、午後には町に繰り出す屋台も観ることができました!
それにしても、すごい人です。
今年のGWは10連休なので海外に行く人が多いのかななんて思っていましたが、
恥ずかしながら高山がこんなに観光地として人気だとは知りませんでした。
ちなみに上の写真からじゃ伝わらないと思いますが、高山の屋台は「からくり」が有名。
屋台ではないですが、街中にはこんなからくり人形も置かれていました。
箱を被せて持ち上げると、箱の中身が変わります・・・!
こんなからくりが、いくつかの屋台の上には乗っているのです。
ちなみに、この人形の動力は水車でした。屋台の場合は屋台上で人が操っているようです。
さて、ここからは高山の街中での食べ歩きグルメをご紹介。
高山には趣ある古い町並みが、比較的広範囲に広がっています。
道路こそアスファルトでしたが、この町並みは金沢のひがし茶屋街よりも断然広かったです。
長野県や岐阜県の名産らしいですね。甘いみそだれの香りが食欲をそそります・・・!
ちなみにお店によってタレの味が少しずつ異なり、タレの種類が豊富なお店もあったりと、五平餅だけで結構楽しめます。
ただ、その名の通り「餅」なので、すぐにおなか一杯になっちゃうのが気を付けたいところ。笑
高山では結構有名なお菓子。砂糖・卵・寒天でできた和菓子です。
四角い卵焼きのような見た目ですが、手に持ってみるととっても軽い。
食感はサク&フワ。素朴な甘さで、何個でも行けちゃいそうです。1個120円でした。
ここでは、300円(確か)支払うとお猪口をもらえ、このお猪口で店内の日本酒を好きなだけ試し飲みできちゃいます。
本当に好きなだけ。もはや飲み放題。
一つひとつのお酒にはわかりやすい説明が書かれていて、素人の僕らでも飲み比べがとても楽しいです。
なんとも魅かれる「大吟醸 酒ソフトクリーム」。
食べてみると、アルコールはほとんど感じず、でもちゃんと日本酒の味がするマイルドなソフトクリームでした。
あまりお酒が得意ではない僕でもおいしく食べられたので、非常におすすめ!
お店に入るとたくさんの味噌が並んでいます。
そして、ここでは味噌汁の試飲ができます。
ソフトクリームを食べて甘ったるい口の人や日本酒の酔いを醒ましたい人・・・、ではなく味噌を買いたい人が試してくださいね。笑
そしてついに、このお店「金のこって牛」で飛騨牛のにぎりを購入!
これが飛騨牛のにぎり。
あまりサイズ的には大きくありませんが、この2貫で700円もしました。
おせんべいの上に乗せてくれるので、ゴミが出ないのは食べ歩きにとてもありがたいです。
ちなみに、僕らがこのお店で購入することにした決め手は、この飲食スペース。
お店の隣には趣のある大きな建物があり、大木をそのまま削ったようなソファーがあったりと、とっても重厚な雰囲気。
場所代含めてって考えたら、逆に700円は安いかもしれません!
ちなみに、このお店は「飛騨高山まちの体験交流館」のすぐ隣です。
古い町並みからは少し離れた高山ラーメン屋さん「力」(りき)。
そもそも「高山ラーメン」というラーメンがあること自体、知りませんでした。
Wikipediaによると、高山ラーメンの特徴は「スープは鶏ガラベースのあっさり醤油、麺は極細ちぢれ麺」なのだそう。
看板メニューの「至宝醤油らぁめん」を注文。
あっさり系のスープで、食べていて落ち着きます。
雨で冷えてしまった体にはぴったりでした。
いつも行列が絶えません。
テイクアウトのみなのでホテルへ持って帰って食べましたが、非常に柔らかい食感で、あっという間に食べ終わってしまいました。
「飛騨高山 まちの体験交流館」では、さるぼぼづくりも体験できます。
ちなみにさっきの「大吟醸 酒ソフトクリーム」には、このさるぼぼのラムネが乗っていたのですが、気づきました・・・!?
昭和30年代を中心に、当時の様々なおもちゃや道具がコレクションされているこの昭和館。入場料は大人800円。
私は平成生まれなのであまり興味が湧かず、入りませんでした。笑
僕らの他にも何人もカメラを持って歩いている人をみかけました。
暖かい色の照明で、古い町並みが綺麗に映ります。
最後は町並みから少しはずれて、高山駅。
この駅舎も新しく、綺麗で独特な形をしています。
以上、1日まるまる楽しむ高山観光でした。
次回は高山から白川郷に向かいます。
(次回へ続く)
旅程
0日目 高山着
0.富山の駅弁
1日目 高山観光
1.高山祭の屋台とからくり
2.古い町並み食べ歩き
3.その他ぶらぶら
4.夜の古い町並み
おまけの写真集
2日目 高山から白川郷へ(次回の記事)
5.白川郷
今回の記事は高山市内観光編。
訪れる前は「この旅のメインは白川郷」と思っていましたが、意外にも高山の街中は見どころがたくさんありました。
0.富山の駅弁
高山の紹介の前に、高山へ向かう0日目から。僕らは金沢から在来線で高山へ向かいました。
途中、富山駅で乗り継ぎの際、駅弁を購入。
夜なのでほとんど駅弁が売っておらず、何とかゲットしたのがこちらの2つ。
「陸(おか)の恵」 |
富山名物のます寿司もギリギリセーフで確保できました! |
駅弁ってだけでなんだかワクワクしてしまうのは僕だけでしょうか。
本当はゆっくり味わいたかったのですが、新幹線じゃないし乗り継ぎ時間が短かったので、駅のホームで妻と二人、急いで食べました。
弁当の中身は本記事最後のおまけ写真集で!
そして無事、高山に到着。
実はこの日は2019年4月30日。
僕らは高山で令和を迎えました。
令和元年を迎えたとき。 |
1.高山祭 屋台とからくり
そして夜は明け、無事に夫婦で令和元年を迎えたことを祝いつつ、高山観光スタート!高山では、毎年春(4月14~15日)と秋(10月9日~10日)に「高山祭」が催され、数多くの「屋台」が市内を練り歩きます。
この高山祭は国の重要無形民俗文化財に、屋台は国の重要有形民俗文化財に指定されていいるとのこと。ちなみに、この両方に指定されているものは全国で5例のみのようです(他の4件は、京都祇園祭、秩父夜祭、日立風流物、高岡御車山祭)。
また、2016年12月1日には、高山祭の屋台行事を含む全国の「山・鉾・屋台行事」33件がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
通常は祭り以外の時期は、屋台は独立した建屋「屋台蔵」に保管してあるのですが、2019年5月1日は「令和」のお祝いとして、特別に「屋台」がお目見えしました。
建屋にしまわれているひとつの屋台。すごく大きいです。 |
この日は朝から生憎の雨でしたが、徐々に天候が良くなってきて、午後には町に繰り出す屋台も観ることができました!
それにしても、すごい人です。
今年のGWは10連休なので海外に行く人が多いのかななんて思っていましたが、
恥ずかしながら高山がこんなに観光地として人気だとは知りませんでした。
ちなみに上の写真からじゃ伝わらないと思いますが、高山の屋台は「からくり」が有名。
屋台ではないですが、街中にはこんなからくり人形も置かれていました。
箱を被せて持ち上げると、箱の中身が変わります・・・!
こんなからくりが、いくつかの屋台の上には乗っているのです。
ちなみに、この人形の動力は水車でした。屋台の場合は屋台上で人が操っているようです。
街中でみつけたからくり人形 |
2.高山古い町並み食べ歩き
さて、ここからは高山の街中での食べ歩きグルメをご紹介。
高山には趣ある古い町並みが、比較的広範囲に広がっています。
道路こそアスファルトでしたが、この町並みは金沢のひがし茶屋街よりも断然広かったです。
五平餅
街中を歩いていると頻繁に見かける「五平餅」の看板。長野県や岐阜県の名産らしいですね。甘いみそだれの香りが食欲をそそります・・・!
ちなみにお店によってタレの味が少しずつ異なり、タレの種類が豊富なお店もあったりと、五平餅だけで結構楽しめます。
ただ、その名の通り「餅」なので、すぐにおなか一杯になっちゃうのが気を付けたいところ。笑
結構「五平餅」推しのお店は多いです。 |
これが五平餅。 |
おわら玉天
「林盛堂 」(りんせいどう)というお店の「おわら玉天」。高山では結構有名なお菓子。砂糖・卵・寒天でできた和菓子です。
四角い卵焼きのような見た目ですが、手に持ってみるととっても軽い。
食感はサク&フワ。素朴な甘さで、何個でも行けちゃいそうです。1個120円でした。
林盛堂の店頭 |
これが「おわら玉天」 |
日本酒 試し飲み
続いてやってきたのは、老舗の酒造「山車」(さんしゃ)。ここでは、300円(確か)支払うとお猪口をもらえ、このお猪口で店内の日本酒を好きなだけ試し飲みできちゃいます。
本当に好きなだけ。もはや飲み放題。
一つひとつのお酒にはわかりやすい説明が書かれていて、素人の僕らでも飲み比べがとても楽しいです。
これがお猪口。 |
大吟醸 酒ソフトクリーム
同じく酒造「山車」にて。なんとも魅かれる「大吟醸 酒ソフトクリーム」。
食べてみると、アルコールはほとんど感じず、でもちゃんと日本酒の味がするマイルドなソフトクリームでした。
あまりお酒が得意ではない僕でもおいしく食べられたので、非常におすすめ!
大吟醸ソフトクリーム |
大のや
ちょっと食べ歩きとはずれてしまいますが、大のやは老舗の味噌屋さん。お店に入るとたくさんの味噌が並んでいます。
そして、ここでは味噌汁の試飲ができます。
ソフトクリームを食べて甘ったるい口の人や日本酒の酔いを醒ましたい人・・・、ではなく味噌を買いたい人が試してくださいね。笑
味噌汁の試飲。自分で紙コップによそいます。 |
飛騨牛のにぎり
高山の街中にはいくつもの飛騨牛のにぎりのお店があり、僕は街歩きしながら絶対一つは食べるぞと心に強く決めていました。そしてついに、このお店「金のこって牛」で飛騨牛のにぎりを購入!
金のこって牛 |
あまりサイズ的には大きくありませんが、この2貫で700円もしました。
おせんべいの上に乗せてくれるので、ゴミが出ないのは食べ歩きにとてもありがたいです。
飛騨牛のにぎり |
お店の隣には趣のある大きな建物があり、大木をそのまま削ったようなソファーがあったりと、とっても重厚な雰囲気。
飲食スペース |
天井には木の枠組みが。 |
場所代含めてって考えたら、逆に700円は安いかもしれません!
ちなみに、このお店は「飛騨高山まちの体験交流館」のすぐ隣です。
高山ラーメン
これは食べ歩きではなく、がっつりランチ。
そもそも「高山ラーメン」というラーメンがあること自体、知りませんでした。
Wikipediaによると、高山ラーメンの特徴は「スープは鶏ガラベースのあっさり醤油、麺は極細ちぢれ麺」なのだそう。
看板メニューの「至宝醤油らぁめん」を注文。
至宝醤油らぁめん(味玉追加) |
雨で冷えてしまった体にはぴったりでした。
わらびもち
古い町並みにある「いわき」はわらびもち専門店。いつも行列が絶えません。
テイクアウトのみなのでホテルへ持って帰って食べましたが、非常に柔らかい食感で、あっという間に食べ終わってしまいました。
「いわき」のわらびもち |
3.その他ぶらぶら
さるぼぼ
飛騨高山には、「さるぼぼ」というお守りがあります。方言で「さるぼぼ」は猿の赤ちゃんという意味だそうです。さるぼぼ(画像はこちらのリンク(飛騨高山さるぼぼ屋さん)から引用) |
「まちの体験交流館」のカフェ兼お土産やさん(?)大きなさるぼぼがいました。 |
ちなみにさっきの「大吟醸 酒ソフトクリーム」には、このさるぼぼのラムネが乗っていたのですが、気づきました・・・!?
高山昭和館
古い町並みを歩いていると、急に異質な雰囲気の「高山昭和館」が現れます。昭和30年代を中心に、当時の様々なおもちゃや道具がコレクションされているこの昭和館。入場料は大人800円。
私は平成生まれなのであまり興味が湧かず、入りませんでした。笑
高山昭和館外観 |
4.夜の「古い町並み」
日が暮れると、商店は閉まりますが、特定の時期には町並みがきれいにライトアップされます。僕らの他にも何人もカメラを持って歩いている人をみかけました。
暖かい色の照明で、古い町並みが綺麗に映ります。
中橋。わらびもち屋さん「いわき」のすぐ近くです。 |
最後は町並みから少しはずれて、高山駅。
この駅舎も新しく、綺麗で独特な形をしています。
高山駅舎 |
以上、1日まるまる楽しむ高山観光でした。
次回は高山から白川郷に向かいます。
(次回へ続く)
☆おまけの写真集☆
富山駅の駅弁
「陸(おか)の恵」 |
ます寿司 |
ご飯しか見えませんが、その下にますが敷かれています。 |
高山の古い町並み
旧高山町役場 |
飛騨高山 まちの体験交流館にて |
飛騨高山 まちの体験交流館にて② |
多くのお店にこのように空き缶でできたカラス除け(?)のようなものが飾られていました。 |
大きな「令和」の筆書き |
雨の雫が滴る松の木 |
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