2017夏 【沖縄離島旅行 4日目】 大自然広がる西表!

2017年夏、今年は国内、沖縄の離島に行ってきました!
【旅程】
1~3日目:宮古島
3日目:石垣島・竹富島
4日目:西表島
5~8日目:石垣島

今回は一日ごとに記事を区切ります!
続いて4日目は、西表島へ!



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4日目。

朝一でホテルを出発。
この日は西表島に泊まる予定ですが、翌日は石垣に戻ってくる予定でしたので、石買いで宿泊予定のホテルに大きな荷物は預け、一泊分の荷物だけ持って西表島へ向かいます。

朝ごはんは離島ターミナルにて。
コンビニおにぎりと、パイナップル!

宮古はマンゴーが名産だったみたいだけど、石垣ではパイナップルみたい!

石垣島産パイン
実は西表島では、レンタカーを予約しようと思っていましたがどこの会社もいっぱいで予約ができませんでした。

そこで、フェリー会社のお兄さんに西表島での交通手段を相談してみたところ、、、

フェリーを使った人には無料の送迎バスチケットを配ってくれているとのことで、2枚、チケットをもらえました!

今回は上原港行のフェリーだったのですが、星砂の浜や浦内川等巡回しているバスで、運転手さんに伝えれば好きな場所で降りられます。便利!

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西表島へはフェリーで40分くらい。
船酔いが心配でしたが、まったく酔うことなく元気に西表島に到着!

西表島では星砂の浜と浦内川のクルージングに行く予定。
まずは星砂の浜へ向かうため、先ほどもらったチケットの一枚目を使います。

星砂の浜は、その名の通り、竹富島のカイジ浜のように星砂があるみたい。

バスを降りると、バス停から道を下っていきます。
最後にはこんな木々が生い茂った階段も。

海岸へ続く階段
この階段を降りると、ビーチが目の前に!
ちょっと雲が多かったけど、透明できれいな海!
宮古といい、石垣といい、この辺の海ははずれがないですね。

そういえば、今回訪れた海はすべて波が穏やかでした。
遠浅だから波が来ないのかな。家族連れが多いのも納得。






ちょっとわかりにくいけど、ヤドカリ。
近づくとすぐに背中の貝に隠れちゃうので、撮るのが難しい。笑

ヤドカリの後ろ姿。

砂浜から、なんだかわからないけど、小さな植物の芽がでてました。マングローブ?



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次は浦内川へ向かいます。
無料バスチケットの残りの一枚は帰り道のために残しておきたく、
浦内川へは西表島を走る路線バスを使うことにしました。

西表島では、バスをただ待ってだけではだめで、手を挙げてタクシーみたいに停めなければなりません。
・・・この時点では、その話しか聞いていなかったので、どんなバスが来るのだろうか、普通車と間違えて見逃さないだろうか、と不安を抱えながら待っていたのですが、
なんと都バスのような立派なバスが走ってくるではありませんか!(残念ながら写真は撮ってませんでした。)

ちょっと西表島を見くびっていました。ごめんなさい。



正面の小さな屋根がバス停。一応時刻表もあります。

バス停からの眺め。ちょっと高台になっていて見晴らしがよい。

バスに乗るとずっとのどかな風景が続いていています。
自分で運転してるとなかなか景色を見る余裕もないので、これもこれでいいな~と思いながら、バスに揺られること15分くらい(?)、浦内川に到着。

バスからの景色。ずっとこんな感じで緑が広がっています。 

バスを降りて眺める浦内川。マングローブがたくさん生えています。

バス停すぐ近くにあった看板 。


きれいな赤い花!


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バス停から少し歩くと浦内川の船着き場があり、ここから上流に向けてクルージングへ。

浦内川観光 浦内川ジャングルクルーズ

浦内川の上流までの往復で一人1800円。
船の運転手さんが島の自然や文化を紹介しながら連れて行ってくれるので、これはおすすめ。

なんでも、西表島には3種類のマングローブが自生しているとのこと。
「オヒルギ」「メヒルギ」「ヤエヤマヒルギ」の3種類。
それぞれ根っこに特徴があるそうなのですが、このときは満潮で(川といえど、下流の方は潮の満ち引きの影響を受けます)ほとんど根っこが見えず、よくわかりませんでした・・・。

根っこが隠れちゃったマングローブ林。

ちょっと雲が多いなあ・・・

マングローブだけでなく、いろいろな景色が楽しめますよ。↓

岩から横向きに生えている松
わかりにくいけど、川の上に浮かんでいるのが「サガリバナ」

そして30分程度で上流船着き場に到着。
ここからは歩いて「マリユドゥの滝」「カンビレーの滝」を目指します。

帰りの船の出発まで2時間程度。
ガイドブックによるとマリユドゥの滝は歩いて片道30分、カンビレーの滝はそこからさらに15分程度とのことでしたので、 カンビレーの滝を目指して歩くことに。

上流船着き場からの景色。かなり川幅も小さくなってきています。

岩のくぼみのみずたまりにはオタマジャクシがたくさん!
しかし、船着き場から5分ほど歩くと、 急に雨が・・・。

ちょうど屋根のある休憩所があったので、10分くらい雨宿り。
雨がだいぶ弱まってきたところで改めて出発!

歩道はほとんど森の中。
足場もあまり良いとは言えないので、滑らないように気を付けながら歩きます。

雨のあと。いたるところがびしゃびしゃです。

少しずつ上り坂になっているので、ときどきこんな風に開けた景色も。


根っこがすごい。

根っこがすごい(その2)。

こんなきれいなトカゲにも出会えました!色が鮮やかすぎて、、、毒があったりするのかな??

そしてついに、最初の目的地、「マリユドゥの滝」に到着!
少し距離は遠いけど、二つの滝が連なって、滝つぼがきれいな円形。

マリユドゥの滝



ただ、ここまで歩いてくるのに、雨宿りの10分ロスも含めると50分くらいかかってしまった・・・。
帰りの船の時間を考えると、「カンビレーの滝」(ガイドブックによるとここから歩いて15分)まで行けるかどうかギリギリの時間。同じ船に乗ってた家族連れの人たちは、これより先には進まないみたい。

でも、せっかくここまで来たから、カンビレーの滝に向かうことに!

これまでよりもスピードアップして向かいます。

歩道はこんな感じ。歩きやすいように整えてあるけど、時々泥沼があるので、かなり慎重に歩きます。

そして、マリユドゥの滝から15分強でカンビレーの滝に到着!

高低差はないけど、川幅は広くて激しい流れ。
そして、マリユドゥの滝より至近距離で見られます。

ちなみに、「カンビレー」とは、「神の座」という意味とのこと。
カンビレーの滝

ここまで結構頑張ったけど、船の出発まであと45分くらい。
ゆっくり休む間もなく帰路へ。
ただ、行きは大幅にオーバーしたガイドブック目安の所要時間(45分)をオーバーしているので、船の出発までに帰れるのか不安・・・。


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しかし、下りということもあってか、なんとか船に間に合うように到着!

湿気が多い森の中を歩いたので汗の量が半端でなく、さらに途中で雨が降っていたこともあり、到着したころにはシャワーを浴びたように全身びしょびしょでした・・・。

このとき、西表島で一泊するための荷物をすべて持ってきていたのですが、どこかで置いてくるべきだった・・・。
これから行く人がいれば、荷物は軽くしていくことをお勧めします(当たり前かもしれませんが笑)。

上流船着き場周辺の看板。
帰りの船に乗ると、来た時から2時間以上経っていたため、だいぶ潮が引いていました。
なので、マングローブの根っこが良く見えます!

下の写真がオヒルギの根っこ。
行きは水に隠れてて見えなかったけど、ジグザクした形をしてる!
膝を曲げているような形なので、「膝根」(しっこん)と言うそう。
水位が変わっても呼吸ができるよう、できるだけ高い位置に根っこを持ってきているんだって・・・!

オヒルギの根っこ
そして下流の船着き場に到着。


船着き場にあったサガリバナ。この写真じゃうまく綺麗さが伝わらないかな・・・。

このあと、浦内川観光の車で上原港まで無料で送ってくれました!

まだお昼過ぎですが、もう当初予定していた目的は果たしてしまいました。

ただ、まだ西表島には行ってみたいところがあったので、ダメもとでレンタカーが余っていないか、泊まる予定の宿に電話で聞いてみることに。

ちなみに、宿はこちら。

Villa西表

すると、なんとレンタカーが1台余っているとのこと。
昨日まで探しても全然見つからなかったのにラッキー!
ちなみに、宿泊客に優先的に貸し出しているとのことでした!

宿は港から歩いても5分くらいでしたが、宿の方が港まで車で迎えに来てくれました。

一旦宿の受付でレンタカーの手続きを済ませ、お昼ご飯を食べることに。


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宿の方のアドバイスによると、「西表ではお店に向かう前に電話で入れるか確認したほうがよい」とのこと。
そこで、実際いくつかのお店に連絡してみましたが、本当に「人がいっぱい」「営業時間外」等で入れないところが多数。電話しといてよかったー。

結局、この日のお昼は宿からすぐ近くのここへ↓

デンサー食堂(食べログリンク)

地元の定食屋さんみたいな雰囲気でリーズナブルな価格。

今回の旅行で初めて、八重山そばをいただきました。
やさしい味で、浦内川で汗と雨でびしょびしょになった後だったので、あったまる・・・。

八重山そば

八重山そばでエネルギーチャージしたところで、次は、由布島へ向かいます!

由布島は上原港から車で30分かかる位置にあり、路線バスもほとんど本数がありませんでした。
レンタカー借りれてホントによかった~!

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ランチ後の眠気に耐えつつ、由布島に到着!
由布島へは水牛車でわたります。ここもやっぱり遠浅なんだね。

由布島はとても小さな島ですが、かつては人が住んでいたようです。
ただ、とある台風の被害を受けて、みんな西表島に移ってしまいました。

その後、ある夫婦が由布島の発展を願って、水牛車で何度も往復して花や木を植えていって今の由布島ができたそうです。

今の由布島は、多種多様な植物が生えていて、島全体がテーマパークみたい!

ちなみに、水牛車+由布島入園料合わせて1400円でした。
このときは、チケットと交換で、由布島ではパインジュースも無料で飲めました。


西表島側の水牛車出発地点の看板

ちょうど訪れたときは干潮+無風という条件が重なり、水面が鏡みたいに!
水牛車のおじさん曰く、この現象は、すごく珍しいことだそう。ラッキーでした!

鏡みたいな水面。

今回はこの水牛車に乗って由布島へわたります。
たしか水牛の名前は小次郎くん。笑

水牛は、2トンくらいの重さでも余裕で引っ張れちゃうとのこと。
すごく力持ちなんですね。


小次郎くん。

水牛車たち。
そして、いよいよ由布島へ向けて出発!

電柱も画になる。
水牛車では、水牛使い(?)のおじさんが生歌&三線を披露してくれました。

三線をひく水牛使いのおじさん。

そして、あっという間に由布島に到着。
到着すると、スタッフの方が簡単に島の中を案内してくれます。

スタッフのお兄さんによる説明中。

アイドル水牛(?)のあんずちゃん

お兄さんの案内が終わると、自由行動。

島はあんまり広くないのですが、独特な植物が多くて、結構楽しめました。

ここにも「オヒルギ」。

島の中にある、「ブーゲンビレアガーデン」





亜熱帯って感じ!

「タコノキ」って面白い名前!

この赤い花は「サンダンカ」って言うんですね。

そして、独特な置物も多数・・・。笑

イノシシ?

水牛?

マンタ?

由布島に着いたのが、確か16:00頃。
最後の水牛車の由布島からの出発が17:00だったので、約1時間しかありませんでしたが、由布島をぐるっと回ることができました。

でも、もう30分くらいあればゆっくりできてよかったかも。

由布島から見える海。どこまでも浅瀬が続いているように見えます。

帰りの水牛くんはこの子。残念ながら名前を忘れてしまった・・・。




そして、水牛車に揺られつつ、無事西表島に到着。

夕食は宿で食べることになっていたので、宿に帰ることに。


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帰り道。イリオモテヤマネコの銅像が輝いてる・・・!

というわけで、ちょっと車を停めて休憩。

運転してちょっと眠くなってきてたのでちょうど良かった。笑

イリオモテヤマネコの銅像

道路の真ん中から。のどか。

休憩してリフレッシュ!

夕食まで時間がありそうなので、また星砂の浜へ向かうことに。


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あっという間に星砂の浜に到着。朝よりも潮が引いてて、少し雰囲気が違います。

波のないきれいな海。


来るたびに変化があるので、やっぱり海って楽しいですね。
ちょっとだけ夕日を見てから、おなかが減ったので宿へ急ぎます!


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そしてついに宿に到着!

レンタカーを返却し、夕食。

ちなみに、ネットで調べたかぎり、西表島はあんまりお店がないとのことだったので、今回の宿は朝夕食事付きにしました。
お昼みたいにお店探す手間がかからなかったので、夕食付きにして正解でした。

夕食はゴーヤチャンプル定食!お刺身もついてボリュームたっぷりです!


ゴーヤチャンプル定食。

夕食を食べ終わって外に出ると・・・なんと虹が!!!
二重になっていて、こんなにきれいな虹を見たのは久しぶり!(もしかしたら初めてかも!)

きれいな虹!
本日の宿と虹。
虹と反対側の夕暮れもきれいです。

そしてこの日は近くのスーパーでアイスとお菓子を買ってぐだぐだ。
いつも旅行中は忙しく飛び回ってるけど、数日に1回は早く帰ってぐだぐだしたくなっちゃいますね。


明日は石垣に戻ります。

(次回へ続く)

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