【回顧録編】 2015セルビア滞在その11 スボティツァ① セルビア最北端の都市!

ニーシュ観光を終え、バスに揺られること6時間以上。
セルビア最北端、最もハンガリーに近い都市であるスボティツァに到着。
スボティツァはセルビアでは5番目に大きな都市。
ベオグラード、ノヴィサド、ニーシュと大きい順に都市を巡ってきましたが、4番目のクラグイェヴァッツをとばしてスボティツァに来たのは、「一番ヨーロッパ感が強い都市」とのことだから。

セルビア北部のヴォイヴォディナ自治州(スボティツァや、ノヴィサドが含まれる)は、かつてはオーストリア・ハンガリー帝国に支配されていた地域。
だからこそ、カトリック教徒が多く、何かとヨーロッパらしい雰囲気を醸し出しているのです。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

長いバスの旅が終わり、ようやくスボティツァに到着。
バスターミナルはここ→地図リンク
周りには何にもない。これでも第五の都市のはずなのに・・・。


とりあえず雨の中町の中心に向かって歩きます。
このとき確か午後3時くらいなのですが、人が全然いない・・・。


そして、スボティツァならパリッチ湖(Palic、地図リンク)がきれいだよー、と教えてもらっていたので、まずはこのパリッチ湖に向かうことに。
中心部からバスで10~20分くらいの場所です。

ちなみに、スボティツァの路線バスは、乗車時に料金を払うタイプでした。
おつりがあるかわからないので小銭を準備しておくことを忘れないように!


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

そして、湖の近くのバス停に到着。
バス停を下りるとすぐにこんな門(オブジェ?)が。


パリッチ湖の周囲は公園が整備されていて、これがその公園の入り口です。
門の前にはきれいな赤い花壇も。


そして門をくぐると木々に囲まれた一直線の道が続いています。
雨の中でもとてもきれいでしたので、晴れていたら、きっともっと気持ちよかったでしょう!


この道の先には、また門が・・・。


なんかポップな感じの門ですね。


ちなみに振り返ってみるとこんな感じ。
きれいな直線です。


そして門をくぐると目の前に湖が・・・!

雨で天気が悪くてほんと残念。
青空だったらきっとものすごくきれいなんだろうな、、、。

奥が湖です。
こんな妙に凝ったオブジェもちらほらありました。


まわりに建物もあまりなく、開放感があって気持ちよかったんですが、
こうやってあとから写真を見ると、とてもどんよりしてますね。笑






なんか童話に出てきそうな建物。


でもよく見るとボロボロ・・・。


ムキムキのおじさんの像。建物の雰囲気と合わなくない?笑


こちらは、先のほうに不思議なオブジェが。



こちらはなんと温度計です。




気温を見てみると、、、なんと10度。
訪れたのは10月だったのですが、かなり寒いです。
ちなみにスボティツァの緯度は北緯46度くらい。日本だと北海道の稚内でも45度なので、北海道よりも北に位置しているんですね。
ちなみにベオグラードは北緯44度で日本だと北海道の札幌よりちょっと北くらい。

気温10度・・・。

以上、パリッチ湖でした!
ほんとに晴れてるときに来たかった・・・。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

公園をぶらぶらしていると日が暮れてきたので、最後は街中の夜景集です。
雨とあいまって幻想的。


カテドラル(地図リンク

この女性の像(地図リンク)、実は・・・

カテドラルに向かって祈っています。

これはシナゴーグ(地図リンク)。
なんだか幻想的な写真が撮れました・・・!

これはセルビア正教会(地図リンク

カトリック教会(地図リンク
今日の記事は以上です。
ノヴィサドもそうでしたが、セルビア北部はいろんな民族が共生しているようで、いろいろな宗教の施設が存在します。
僕が見つけただけでも、写真の通りカトリック、セルビア正教、ユダヤ教(シナゴーグ)の施設がありました。
バルカンの戦争は民族対立が原因だけど、こうやっていろんな民族が共存しているところもあるんですね。というかむしろこっちが普通なのかもしれないです。


さて、次回の記事はスボティツァの中心、市役所広場です!

(次回へ続く)

コメント