滞在中、唯一自由に使えた三連休(そもそも三連休も2回くらいしかなかった・・・)で、ニーシュとスボティツァへリュック一つで弾丸旅行。
よく考えてみたら泊まりでの一人旅も「バックパッカー」も初めて。初めてがセルビアでの旅行なんて・・・。笑
ニーシュはベオグラードから南へ3時間、スボティツァはベオグラードから北へ3時間、それぞれまったく離れた都市ですが、今回はバスで巡りました!
残念ながらそれぞれ一泊しかできず、移動の都合上夕方~朝の短い時間しか滞在できませんでしたが、雰囲気が全然違っておもしろかったです!
まずはニーシュの記録です!
セルビア第三の都市ニーシュ(Nis、地図リンク)。
ベオグラードから長距離バスで3時間くらい。
残念ながら雨が降っていましたが、構わず観光します!
夕方なのに、これだけの人がいます。
野菜もたくさん。
そして、すぐ隣には、城塞。
ベオグラード、ノヴィサドに引き続き、やっぱり城塞があるんですねー。
城塞は次の記事で紹介しますが、こちらは入り口の門(Stambol Gate、地図リンク)。
普通の道路にすぐ城塞の門が面しているのが、ベオグラードにも、ノヴィサドにもなかった特徴かも。
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そして城塞の前の道を渡ると、ちょっとした広場(King Milan Square、地図リンク)が。
King Milan Squareというからには、King Milanの像なのでしょうか。
きれいな花に囲まれた像が広場の中心に立っています。
こうやって見ると、後ろの建物が結構カラフル。
King Milan像? |
ベオグラードを出る前に予約しておいた、街中のホテルに荷物を置き、観光へ。
まずはこんな公園(Sr. Sava Park、地図リンク)を見つけました。
セルビアって結構街中に公園とか広場がたくさんあるんですよね。かなり計画された都市という印象。
訪れたのは9月だったのですが、もう紅葉が始まっているようです。
実際、結構寒かった。気温は15度くらいかな。
この公園、真ん中には教会が立っているのですが、なんだかカクカクしてる。
こんな雰囲気の教会初めて見たかも。
こんな遊具広場も見つけました。
雨だからさすがに誰も遊んでない・・・。
そして、ニーシュの観光名所、スカルタワー(Skull Tower - Cele Kula、地図リンク)に向かってみます。
和訳すると「髑髏の塔」。なんだか怖い名前ですが、その理由はあとで説明しますね!
中心部から一応歩いて行ける距離ですが(バスもあるみたい)、景色はだいぶ自然豊かになってきました。
遠くに山が見えます。
でかでかと看板が立てられているので、すぐにわかります。
スカルタワーの看板 |
スカルタワーに入るには、まずこの小屋で入場券を買います。
スカルタワーには鍵がかかっているので、勝手には入れません。
この日はほかに観光客がいなかったからか、
窓口のおばさんがそのまま出てきてくれて、案内してくれました。
小屋からスカルタワーへ向かう橋。 |
全然タワーに見えないでしょ。
スカルタワー |
でも中はこの通り。
たくさんの頭蓋骨が埋まった構造物が。
今はそんなにたくさんの骸骨が埋まっているわけではないけど、生で見ると結構なインパクトです・・・。
この塔を守るために、塔を覆う建物が新しく作られたそうです。
これが本当のスカルタワー |
ネットで調べた情報も織り交ぜて説明しますね。
1809年、オスマントルコに支配されていた時代、セルビア人がここニーシュで反乱を起こしました。
オスマントルコ軍はセルビア人を押さえつけるのに相当てこずったようで、これ以上反乱を起こされないよう、みせしめにセルビア人戦死者の首を埋め込んだ塔を作りました。(これが今のスカルタワー。)
仲間の首が見せしめにこんな目に遭えば、セルビア人は戦う気力をなくすだろう、という恐ろしい考えですね・・・。
しかし、逆にこの塔がセルビア人の闘争心を刺激し、再びの反乱につながったそうです。今度はオスマントルコがこの塔を破壊しようとしたけれど、そのときセルビア人がこの塔を守ったとのこと。
オスマントルコ軍はセルビア人を押さえつけるのに相当てこずったようで、これ以上反乱を起こされないよう、みせしめにセルビア人戦死者の首を埋め込んだ塔を作りました。(これが今のスカルタワー。)
仲間の首が見せしめにこんな目に遭えば、セルビア人は戦う気力をなくすだろう、という恐ろしい考えですね・・・。
しかし、逆にこの塔がセルビア人の闘争心を刺激し、再びの反乱につながったそうです。今度はオスマントルコがこの塔を破壊しようとしたけれど、そのときセルビア人がこの塔を守ったとのこと。
つまり、この塔はオスマントルコに支配されていた時代のセルビア人、ニーシュの人にとって心の支えになっていたんですね。
こんな風にしっかり保存していることにも納得。
丁寧に説明してくれたおばさんには感謝です。
オスマントルコと戦った英雄の頭蓋骨のようです。 |
こうやって歴史を知ると、印象もだいぶ変わりますね。
さて、、、
スカルタワーや、翌朝訪問予定の城塞(次の記事で紹介!)をのぞくと、ニーシュはあまり観光スポットはありません・・・。
なので、以下ニーシュの街中の写真集!
雨は雨で画になりますね |
たわむれるわんこ |
ボロボロの車・・・。第三の都市と言えど、貧しい人も多そうな印象を受けました。 |
ラウンドアバウト。ニーシュには信号が少なく、このようなラウンドアバウト交差点がたくさんありました。 |
公園(地図リンク)やっぱり中心には銅像が。 |
こんな広い歩行者道路(地図リンク(この辺))があるのはやっぱりヨーロッパらしいですね。 |
大きなショッピングセンター |
こちらもショッピングセンター。でもなかはお店もあまり無くてがらんとしていました。 |
正面に見えるのは要塞の入り口。 |
King Milan広場 |
こんな長いバス初めて見た・・・。 |
そして、最後は夕食。
ホテルのフロントのお姉さんにおすすめの地元料理のレストランを聞きました!
お店はここ→mehana、地図リンク
入り口だけ見ると小ぢんまりした感じでしたが、中はわりと広かったです!
なんの料理を頼んだかは忘れてしまいました・・・。
お店には民族衣装やワインなどが飾ってあって、セルビアンな雰囲気も相まっておいしかった!
ちなみにビールはニーシュの地ビールの”merak”。
これだけあっても2000円くらいだったかな?割と安く食べれたことは覚えてます!
飾ってあった民族衣装 |
これでニーシュ①はおしまいです!
あんまり観光スポットは多くないですが、のんびりした雰囲気を味わえました。
次の記事ではニーシュの城塞を中心に紹介します!
(次回へ続く)
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